不二家「マンゴープリン」
数週間前にショップの前を通りかかって、「お、今年も出ているなー」と思っていた不二家の「マンゴープリン」。280円という、コンビニの商品のようなお手頃価格のこの品を買ってきてみました。
ショーケース内の商品札には
「summer sweets」「夏のジューシースイーツ」
「ココナッツムースがマンゴーの味を絶妙に引き立てます。」
という説明がありました。
縁が波打ったような面白い形状の透明プラスチックケースに固められたプリンです。器の６割ほどの高さにマンゴプリン生地が固められ、その上に厚さ2cmほどのココナッツムース層が、そして上にはマンゴーピュレ……というか限りなく「マンゴージャム」に近い、とろみ強めの甘い甘いソースと果肉、飾りのセルフィーユが添えられます。
全体的にかなり甘めのしっかりとした味のマンゴプリンでした。果肉の粒は入っていない滑らかかつ柔らかな生地はレモン系の酸味が感じられ、爽やかな口当たり。その上に乗るココナッツムースはどっしりと濃厚です。マンゴーピュレ、ココナッツムースと共にプリンを口に含むと、「マンゴー！」というより「うーん、あまい！」といった印象の味が口一杯に……。いえ、ちゃんとマンゴプリンの味はするんですが、ちょっとココナッツの主張や全体の甘さが強めかな、という感じで。
ミルクたっぷりな馴染みやすい味わいの、「お子様洋菓子マンゴプリン」といった風のマンゴプリンでした。子供には、あまりにマンゴー味が濃厚な南国の味がするものよりこうしたタイプが親しみやすいかもしれませんね。
