甜品「香港香芒布甸」

seriayuki2005-07-03


価格:525円
購入場所:銀座三越デパート内ショップ


銀座三越に甜品というお店ができましたよ、マンゴプリンが美味しかったですよー」と以前お教えいただいていて、気になっていたお店に寄ってきました。なにしろ店名が「甜品」(Tin Sam)です。いかにも香港スイーツ山盛といった店名で、気にならないわけがありません。しかもマンゴプリンが2種類あるとか。ますます気になっていました。


調べたところ、ソーホーズ・ホスピタリティ・グループが経営するお店のようです。「NOBU」「Xen」「青龍門」などのグループですね。なんだか納得……。


銀座の三越デパート地下1階。地下入口入って左手のなかなか目立つところに腰の高さの商品カウンターができています。黒が貴重のシックな雰囲気のお店でした。期待どおり、そのカウンターの中には香港スイーツが盛り沢山!マンゴプリンは「香芒布甸」と「香港香芒布甸」の2種類、更に杏仁豆腐、中国茶のゼリー、仙草ゼリーなどなど、お値段は全体的にちょっとお高めな印象がありましたがどれもとても美味しそうです。もちろん、マンゴプリンは2種類買って帰宅しました。


こちらは「香港香芒布甸」(香港マンゴープリン)。商品札の説明によると

フレッシュマンゴーのみを使い、マンゴーの酸味と甘みを両方楽しめる本場のマンゴープリン。


とのことで、陶器のころりとした器に固められています。この器が非常に手頃な大きさで、和風でもあり亜細亜っぽくもあり、自家製マンゴプリンを作る時などにとても重宝しそうな感じ。実際手にしてみて、器欲しさにこのプリンを後日まとめ買いしちゃおうかしらと思ってしまいました。


非常にシンプルこの上ない外見のプリンです。器に固めました、はいおしまい、といった風の、トッピングは何もないプリンですが、なのに(ゆえに?)とても美味しそう。色味は淡い黄色でマンゴーマンゴーしたものではなかったのですが、果実がふんだんに混ぜられた確かに香港チックな、懐かしい味を思い出させる美味なるプリンでした。


生地はエバミルクたっぷりという風なミルキーなもの。混ぜられた果実はやはり生の果実ではなかったように思いましたが、しっかり甘く風味のあるものがざくざくと全体に散らすように混ざっています。


口当たりは洋菓子系マンゴプリンのねっとりしたものではなく、プルプルフルフルと水気を含んだもの。全体的に甘さが控えめで、マンゴーっぽさももう少し感じられればなぁ……と思ったのですが、でもこのうえなく中華デザートとしてのマンゴプリンに近い品でした。満足満足。とても幸せな気分になれました。私はやっぱりこういうマンゴプリンが好きだなぁ……。