翠華樓「マンゴープリン」

seriayuki2005-08-09


価格:500円
お店データ:
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-2
045-571-1381


久しぶりに鶴見の「翠華樓」(すいかろう)に行ってきました。このブログの親サイトである「すきすきまんごぷりん」にて、1999年からせっせと通いその美味しさをお伝えしていたお店です。


当時、1999〜2001年あたりは、本当に「神がかった」美味しさだったのですが、それから後、色々な方から「いまいちになった」「前と味が変わっていた」「初めて行ったけど、すごく美味しかった」「期待ほどではなかった」などなど報告をいただくと共に、私自身「……なんか、ちょっと味落ちた……?」と思われるマンゴプリンを口にしてしまった事もあったりして。


そんな中、1年半ぶりに訪れた「翠華樓」です。鶴見の駅前ビル、1階が入口で2階が個人客用フロア、上階には宴会場なども擁しています。一皿ものの広東料理もあれこれありますが、一日中供されている点心類がおすすめ。久しぶりに蝦餃・大根餅・小龍包・咸水角などをいただきましたが、かつての輝くような美味しさから少々色褪せた印象はありましたが、充分美味しかったです。


そして「マンゴープリン」500円。
フチが波打った陶器の白い器に固められたプリンはボリュームたっぷり。少量のエバミルクとチェリーが飾られたスタイルは以前から変わりないものです。


これもまた、以前のように「これが私の一番好きなマンゴプリンの味!!私の中では日本一!」と断言できるほどの輝きは残念ながらなかったのですが、久しぶりに口にする「中華のマンゴプリン」の美味しさは存分に味わえました。


生地の中には、小指の先ほどの細かな果肉が全体にざっくりと混ぜられています。そして適度にミルクっぽく(でも生クリーム的なねっとりさはない)、水っぽい生地はツルリプルリとした舌触り。クリーミーな部分もありながら、口の中に入れるとクシュクシュ溶けていく絶妙の口当たりがかつてはあったのですが、今日のそれは若干固めなものでした。ちょっと残念。


こってりしすぎず、でもコクのある、エバミルクの似合う中華風マンゴプリン。
マンゴーの旬の季節のうちに、他のお店でも色々食べてこようと思います(ここしばらくは、ケーキ屋プリンをおっかけるのに必死になっていたのねー……)。