游点心「マンゴープリン」

seriayuki2005-08-13


価格:350円
お店データ:
東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトン1F
03-5144-8270


毎年この時期に晴海埠頭で開催される「東京湾大華火祭」の観覧がてら、「晴海トリトン」に寄ってみました。


企業・マンション・飲食店等の複合施設である晴海トリトンには、「クイーン・アリス」「トゥーランドット游仙境」「BASARA」など、20〜30代女性あたりに人気のお店があれこれ入っています。そして1階のフードコートは「クイーンアリス」石鍋シェフのプロデュースとのこと。


よく見かけるチェーン店などはなく、タイ料理、ベトナム料理、魚介の丼もの屋さんにパスタにピザにロコモコに……と、種類豊富な品揃えです。その1つが「游点心」。「トゥーランドット游仙境」経営のお店です。

名店、トゥーランドットの本格中華料理を手軽にお召し上がりいただけます。麺と点心をご用意しております。


とパンフレットに書いてありました。で、その店に「マンゴープリン」350円が。「マンゴプリン発見〜!」とばかりに、まぐろ丼いただいた後に買ってきてみました。


このフードコート全体の方針だそうですが、紙皿やプラスチック容器などを使わず、料理の盛りつけは全て陶器やガラスが使われています。マンゴプリンも350円というお安さながら、ガラスの容器に入れられて出てきました。


大きなボウルやバットに固めて作ったような、ざっくりとした生地のマンゴプリンです。細かな果肉がまんべんなく混ざり、カスタードパウダーか色粉が混ぜられていると思われる生地は鮮やかなオレンジ色。


レモンの酸味が感じられる生地は、適度にミルクっぽくもあり、適度に水っぽくもあり、絶妙なプルプルツルツルとした口当たり。洋菓子屋さんのマンゴプリンを想像すると、かなりさっぱりとしています。……で、これが「中華料理店のマンゴプリン」かというと、それまた微妙……。中華のものは、口溶けは良くても、案外しっかり固まっています。こういったフルーチェタイプのものは少数派だと思います。


口溶けツルツル、フレッシュなマンゴーの味がそこらじゅうから感じられ、ミルクっぽく、でもくどくない。以前赤坂アークヒルズで食した「トゥーランドット游仙境」のテイクアウトものとそのノリはほとんど変わらず、美味しいマンゴプリンでした。