Morozoff「マンゴープリン」
数年前から夏の定番となっている、Morozoff(モロゾフ)のマンゴプリン。夏の定番……と思っていたのですが、ここ1年は昨秋あたりからずっとショーケース内に見かけていたような気がします。……気のせいかな??通りかかるたびに
「お、あるぞあるぞマンゴプリンが」
と思っていたような気が。
さて、その「マンゴープリン」、商品札には
濃厚なマンゴーの味わい。夏のトロピカルデザート。
とありました。
分厚い素材のガラス容器に固められたプリンです。プラスチック製の蓋には「mango pudding」「マンゴープリン」の文字が。
かなりあちこちで見かけることができるお店ですし、マンゴプリンを買うにあたってとても身近なお店のひとつではあるのですが……残念ながら、ここのマンゴプリンはいまいち美味しくありません。これまで年に一度は買うようにしていてもう3年目か4年目かという感じなのですが(※6年目でした……)、あまり改善されていないというか、私の好みな方向に改善されていないというか。
口当たりは少々固めの、ポクポクした食感も感じられる歯触りです。色合いはクリーミーですが、案外とミルクっぽさは少なくて、全体をマンゴーの香料が覆っているような香料臭さを感じます。ピュレにしたマンゴーもそれなりにたっぷり入っているようなのですが、フレッシュなマンゴーの味ではなく、シロップ漬けにしたようなコテコテな甘さのついたマンゴーのようなちょっと不自然な甘さを感じました。
ここ何年か、このお店のマンゴプリンに味の変化はないようなのですが、「これがいい、この味が好き」とお客さんに求められての結果なのでしょうか……。今や、コンビニプリンの味の向上もすさまじい時代の中で、この味はちょっとないんじゃないかなぁと私は思ってしまうのですが……ちょっと複雑な心境です。