味の素「Cook Do マンゴープリン用」
価格:197円
購入場所:地元のスーパー
お馴染み、味の素Cook Doのマンゴプリンです。フルーチェみたいなトロプリ感が心地よい、手頃で美味しいデザートだと思います。正直、へたな洋菓子屋さんで買ってきたりするよりも美味しかったりして……。
鮮やかな黄色主体のパッケージ、「使用料理例」の写真がばばーんと載っています。それ以外には
「Cook Do 中華合わせ調味料」
「マンゴープリン用」
「中華デザート マンゴーフルーツ入り」
「牛乳を加えて冷やすだけ!」
「3〜4人前 液状」
……などという文字が。
パッケージの裏には
牛乳を加えて冷蔵庫で冷やすだけで出来上がり!
マンゴーの果肉とピューレが入った風味豊かな、
やわらかタイプのマンゴープリンです。
とありました。作り方は、1カップの牛乳と混ぜて冷蔵庫で冷やすだけ。フルーチェと同じく、ペクチンを利用して凝固させる仕組みになっています。泡立てた生クリームと合わせることで「マンゴームース」にもなるとか。
以前にも買ってきて作って食べたことがあったのですが、久しぶりに買ってきてみました。牛乳を加えた時点でかなりとろみがつくので、あとは30分も冷やせば食べられるところがなんともお手軽で便利です。缶詰っぽい味わいながらもマンゴー果肉が入っていて、とろんぷるんと固まった舌触りは独特の心地よさがあり、マンゴプリンの素にありがちな「香料臭さ」があまり感じられません。
ほんの200円くらいで楽しめる、とてもお手頃便利なマンゴプリンの素だと思います。
ゴハン「完熟マンゴーのマティーニ」
価格:580円
お店データ:
千葉県千葉市中央区富士見2-4-9
043-223-7425
(東京・神奈川・千葉にチェーン展開)
なんと、マンゴプリンカクテルというのを見つけてしまいました。
「これは面白い!ネタになるし!」
と、いつもは飲まないマティーニを注文する私。マティーニよりはマルガリータの方が好きだなぁ……って、それはどうでも良いことですね。
お店は、居酒屋「和民」のグループのひとつ、女性向けっぽいほんのりお洒落な居酒屋("japanese dining"ということでしたが、私の印象では「洋風居酒屋」という感じでした……)の「ゴハン」というお店。「完熟マンゴーのマティーニ」という品名にはマンゴプリンのプの字もありませんでしたが、そのメニューの説明文に
たっぷりのマンゴーとマンゴープリンでつくったジンベースのカクテルです。
とあり、釘付けになってしまったのでした。マンゴーとマンゴープリンのカクテル。気になります。
いかにもな足つきのグラスに注がれたカクテルは、見事にマンゴプリンっぽい外見。果肉の粒が散っているのが見え、トロンと濃度のあるそれは「マンゴープリンに水と氷混ぜてゆるくしたらこんな感じになるのでは」という印象です。一口飲むと、見事にジンの味が強烈に漂う、かなり強めなカクテルでした。
このお店にはデザートメニューにマンゴプリンはなく、ゆえにこのカクテルのためだけにお店でマンゴプリンを自家製にしているとは思えず、おそらくは何らかの市販品のマンゴプリンを使っているのだろうなと思います。いかにも大量生産されたもののようなマンゴプリンの香料臭さが少し香ったのですが、ピュレのマンゴーをそれとは別にたっぷり加えているようで、香料臭さはあまり気になりませんでした。
カーッと焼けつくようなアルコールの強さが喉を刺激しますが、でも味はマンゴーでありマンゴプリンであり。この酒を注文したは良いけれど、一体どんな食べ物に合わせれば良いのだろう……と、困ってしまいました。既に注文してテーブルに並んでいたサンマの刺身やチーズのフライに似合わないこと甚だしい、愉快なカクテルでした。
KONNICHIWA「こだわりのマンゴープリン」
価格:350円
購入場所:稲毛ペリエ内ショップ
千葉を中心に展開しているイタ飯屋さん「今日和」のテイクアウトデリ屋さん「KONNICHIWA」。地元の駅ビル内にあるので、時々訪れては朝食用のフォカッチャなどを買っています。手頃な価格で味もわりあいとちゃんとしたイタリアンなので、重宝しています。
で、これまでドレッシングなどが並べられていた冷蔵ケースに、このたび新しくデザート類も置かれるようになりました。カスタードプリン、ココナッツプリンなどと並んで「マンゴープリン」が。
片手の手のひらにすっぽりおさまるくらいの、可愛らしいサイズの瓶に固められたプリンです。口ぎりぎりまでたっぷりとマンゴプリンが入り、上には生クリームとヨーグルトを合わせたような酸味控えめなこっくりしたソースが詰まっていました。銀の蓋のシンプルな瓶には手作り感溢れる「こだわりのマンゴープリン」のシールが。
プリンは、酸味控えめのとてもクリーミーかつ濃厚なもの。アップルマンゴーの味と香りが濃厚に漂い、滑らかな生地は適度にモニュモニュとした弾力があり、でも固すぎはしないちょうど良い口当たりです。控えめな分量がちょうど良く感じられる、食べ応えのある濃厚な味わいでした。
Mister Donut「Jelly&Pudding マンゴ」
価格:210円
購入場所:地元のミスタードーナツ
ミスタードーナツの今夏の期間限定デザートだった「Jelly&Pudding」です。
フレーバーは「もも」と「マンゴ」。プリンのないゼリーデザートとして「びわ」「洋なし」などがあった模様です。
で、「マンゴ」味の「Jelly&Pudding」。マンゴーのかわいらしいイラストのついたシールが貼られたパッケージは透明なプラカップで、中の二層になったゼリー部とプリン部が透けて見えます。
蓋をあけると、そこにはまずプリン部分が。
とてもクリーミーなプリンですが、でもねっとりはしておらず、プルリツルリと冷たく心地よい食感です。
ちょうど半々くらいにプリン部の下にはゼリー層があり、こちらも固すぎず柔らかすぎずの気持ちの良い食感。プリン、ゼリー部分共にマンゴーの風味は濃厚です。ほんのり香料臭くもありましたが、でも中華風でも洋風でもない個性的なマンゴーデザートでした。
重慶飯店「マンゴープリン」
価格:294円
購入場所:地元のスーパー
地元のスーパーでみつけた、重慶飯店の「マンゴープリン」です。155gとたっぷりの容量で、価格は294円。比較的あちこちで見かけることができるマンゴプリンのひとつです。
月餅を持った中華チックな男の子……ようなイラストのついた、渋い赤色のシールが貼られただけのシンプルなパッケージで、蓋をあけると実にスプーンがついている親切設計。
濃厚な黄色をしたプリンは、中華風マンゴプリンらしく果肉がざくざく入っています。
ですが……うーん……いまいち……。
シロップ漬けのものを使ったらしい果肉はゼリーのようなグミのような食感と甘ったるい味わいでマンゴーらしさがほとんど感じられません。マンゴージュースかピュレかをたっぷり使ったと思われるプリン生地も、硬めなポクポクとした舌触りと缶詰シロップのような舌に残る甘さばかりが気になってしまい、少々苦しさを感じます。
最近はマンゴーピュレも冷凍果肉も、ずいぶん品質や味がよくなってきたように感じるのですが、このプリンは「ひと昔前の味」という感じ。
よく見かけるプリンだけに、もっと美味しいといいのになぁ〜と思いました。これを買ってきて食べた人が、「マンゴプリンってこんな味なのね」と思ってしまうと……悲しい……。
雑誌に掲載されました
本家「すきすきまんごぷりん」の更新がなかなかおっつかず、「それじゃ、気軽に更新できそうなブログでもー」と6月下旬に始めた、この「すきすきまんごぷりんぶろぐ」。
まだまだ始めて日も浅いブログですが、8月27日発売の女性向け雑誌『spoon.』に取り上げていただきました。
特集は「日本のSweetsBRAND」。おとりよせ菓子なども紹介されていますが、絢爛豪華な有名パティシエの洋菓子などではなく、六花亭のチョコとキャラメルコーンとチロルチョコと……と、レトロ感漂う楽しい特集です。
……で、スウィーツつながりということで、「最新の情報源・スウィーツマニアたちのブログを拝見!」というコーナーにて当ブログを紹介していただきました。このブログ、全然「最新の情報」とかは載っていない(「マニア」の自覚はありますが……)うえに、ものっすごい好意的な紹介文を書いていただいて、恐縮しきり。
そろそろケーキ屋さん店頭からもマンゴプリンが消えていく季節ですし、そろそろ毎日更新とはいかなくなりそうな予感。紹介していただいたのを励みに、マイペースで続けていきたいと思います。
マレーシア「MANGO PUDDING with Nata De Coco」
価格:499円
購入場所:近所のスーパー
昔々、マンゴプリンといえば、200ccくらいの容量の紙パックに入ったシンガポール製のもの(これ)という印象があったのですが、最近頻繁に見かけるのはこちらになってしまったように思います。
メーカー名は「NASPAC MARKETING PTE LTD」。マンゴーのイラストつきの100gプラスチック容器入りマンゴプリンが6個セットになっています。表面に貼られたシールには
MANGO PUDDING with Nata De Coco
芒果布丁
Premium Quality ・ Rich in nature fibre
……などという文字が。
ぶりぶりもちもちとした、蒟蒻ゼリーのような食感のマンゴプリンです。……いや、プリンじゃなくて「ゼリー」という感じ。口に含むと、なんともいえない異国の香料の香りが漂います。ミルクっぽくなく、しかもマンゴーっぽいとも言えず、香料と甘味料たっぷりの謎なゼリー……という感じ。
そして、ぶりぶりとした食感の生地の中に、これでもかとぶりぶり食感に輪をかけた歯応えのナタデココがたっぷりと。プリンの中にナタデココ、というより、ナタデココの隙間にマンゴプリン、と言っても良いのではないかという密度でナタデココがしこたま混在しています。
……うーん、マレーシアのお店で食べるマンゴプリンって、こんな味なんでしょうか……。そうでないと思いたい……。